９歳のリード

　練習開始時、この日は５、６年のほとんどが不在、残りの１５．６人に「今日のリーダーは？」みんな横を見るなか、再度の問いかけに３年生が手を挙げました（のうてんきなのか？責任感がつよいのか？不明）。４年生は一番人数の多い学年です。色々な意味で考える位一日の予感。それにしても不安だったのでサポートで４年生から１名のサブリーダーを１名募り練習開始しました。

　練習終了時のミーティングで全員に問いかけた「今日のリーダーがリーダーとしての役割をちゃんと果たせたと思う人？」に全員が手を挙げました。朝の「横を見る仕草」はそこにはありませんでした。後方の保護者からも手が挙がりました。

　もちろん、コーチ側の上位学年への学年相応の配慮や機会は当然しますし、「ここは上の学年が！」と任せるところもあります。でも、この日の出来事は、４年生以上はよく感じて考えてほしいと思います。いざという場面、それがコートの中なのか、生活の中なのか、学校行事の中なのか、それはそれはたくさんあります。そこで隣や周りの誰かが一歩踏み出したらついていこうと思うのか、自分が一歩をふみだしてやろうと思うのか、どちらになりたいかな。まずは、勇気をもって表現しちゃうこと！小さなことでも、その繰り返しと積み重ねは大きな力に！

　この日の彼女は「やれたかやれなかったか」と言えばやれてません。「合っていたか」と言えば、どこどこ間違っています。でも、「やり続けようとしたか」と言えば◎。

　こんな記事が書けるのは、お互いの良いところを称賛し合えるチームカラーだからこそ。試合の応援のHIGASHIらしさはそんなところにもあると思います。