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2021冬合宿 「鼓動」~本編③ 響き合う~

 深夜、音が消えた…と感じた朝、予報通りの雪は、この後の熱戦に備えるかのように体育館を冷やしていました。昨日の帰路、間違いなく、響き合う感覚を身にまとい、翌日の試合に備えての策を車内で全力の準備をされたことでしょう。それが確実に、昨日よりも震えさせてくれるのに時間は全くかかりませんでした。

 しぶとさ、最後の最後で点をもぎ取りに全員バレーで挑み続ける、仲間を挑み続けさせるチームの色、彩。色はチームの特徴のようなもの、彩はもっと策を含んだイメージでしょう。どのチームも、もちろんHIGASHIも、土壇場のしぶとさ、自分たちで作り上げていくバレーは、ほしくてほしくて仕方のないちから。自分たちで気づいて作り上げたものは、確かで力強い。そのしぶとさは、そうそう簡単に、強く思ったり、声を出したり、それだけでは手に入らない。それ故必要な要素。

 拾ってつないで渾心(正確には、渾身)の一打を打ち込む、ブロックや繋ぎで返されようと、フォロー前提で何度でも挑み合う。コートの中、ベンチ、応援の心臓の拍動が聞こえてくる。打ち、響かせ、躍動させ、鼓動が体育館内の温度を上げた。子どもたち、ベンチ、応援の気持ちが、そうなるべくして進んだといえます。期待しすぎてよかった!

 別れが惜しい、でも全チームの指導者がこういいました。「最高の二日間、未来につながるスタートが切れた!」「来て、来られてよかった!」

 ただし、課題はもちろん持ち帰りました。合宿で成果を確信できたメンバー、逆に、できなかったと評価したメンバー。それはどちらも大きなお土産です。



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