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作文

 大会敗戦後、参加メンバー全員に、作文課題を提案しました。提案・・・やるもやらないも自由。感想文でもなく、振り返りでもない自由。これまでも機に応じて各種の文章化課題を積んできました。その中で、「時期で」はなく「時機」と表記したのは、機はchanceとしたいからです。だから造語。テストに出たら間違えないように。もしくは先生を説得しよう。

 さて、自由とは言え、コンパスは渡します。1.タイトル「        」は自分で決めてください。2.56年生は、表現方法についてもバレー同様工夫してください。3.文字数は2000文字以内。4.箇条書きのような簡単な表現は不可。5.人に相談はせず、自分で考えてください。ざっとこんなところです。

 作文が苦手な人もたくさんいます。「はい、作文!」とか「はい、未来日記書いて!」のコーチの提案に対して、二つに分かれます。一つは、「いやだ!」、もう一つは「書きたいことが山ほどある!」。後者は積み重ねが奏功すると湧水に如く溢れ、でも、整理とまとめが難しいという困難にぶつかります。なんでもそうです。そこを突破すればこれまでの自分の枠を跳びだした自分に気付きます。その達成感は、バレーだろうが受験だろうが同じなんでしょう。後者はさらに、その大変さをワクワク気分で迎えようとできればしめたもの。

 作文提案を出してからすぐ提出したメンバー、すでに3回目の書き直し(推敲)を求められています。でも、たぶん、いい作文に仕上がります。また、こんなメンバーが何人かいます。「コーチ、2000文字だと入らないです。材料がいっぱいあって、それは書き出したんです。」指定数にまとめる文学性も必要ですが、一番伝えたいことが伝わり切らないのも「機」としてはもったいない。3000文字まではOKに変更。

 同時に、全体LINEで、こうも伝えました。「書いた以上はその作文は、「宣誓書」であり、「意志表明」であり自分と仲間(遠方の仲間も含む)とコーチ陣への「挑戦状」でもあります。だからと言って「手に入れられそうな到達点」を設定して「達成したから満足」「自分はよくやった」と自分に後ろめたさが残るであろう内容は、受け取れません。

 チャレンジャーたちのストーリーが楽しみです。作文の内容も、今後の挑み方も。

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