R7東京新聞杯都大会準優勝!! いざ!関東へ!!
- higashijvc
- 11月3日
- 読了時間: 4分
おそらく、一部の人たちを除いて、HIGASHIが決勝の舞台に立つことなんて想像していなかったと思います。
大番狂わせ、運よく、実は階段や通路で聞こえてきていました。
ならば、コートで答えを出そう! そのためにずーーーっと意味を込めた一球ごとの練習、切磋琢磨、響き合いをしてきたんです。
新チームに移行した秋、どんなスタイルでやっていこうか・・・。
メンバーがコートプランを出し合って、試行錯誤のミーティング。
順位決定戦でなかなか勝てない試合の苦渋。練習試合での浮き沈みの激しさ。
メンバーのチャレンジの仕方はHIGASHI流です。
毎回メンバー各自が共有のSNS(投稿は保護者です)で振り返りを出し合い、修正練習のプランを練習前にショートミーティングの繰り返し。
学年関係なく、ボールが床に落ちた時、一つの練習が終わるごとにお互いにアドバイス(ピアコーチング、ピアラーニング)をきっちりやる。
課題シート、作文、未来日記、わざわざ雨を降らせる・・・コーチ陣も色々な策を投げかけてくる。手も気持ちも抜けない時期もありました。
強くなるにもなれないにも根拠はあります。もちろん身体的な根拠も。
でも、考とチームを知ること、課題を発見すること、解決していくこと、評価して共有して高めあっていくこと、この積み重ねが大きな突破力になっていくはずです。
きっと、そのプロセスを子どもたち自身で積み上げてきたことはHIGASHIの特徴、というか財産というか、伝統になりました。
HIGASHIの試合風景は、かなりコーチ陣不在に見えます。
タイムアウトやセット間、ベンチに集まるわけではありませんし、得失点ごとにベンチを振り向く子もいません。
「自分たちがコートで体感し、次の1点を奪取するための策案にやりがいを感じているから」です。
コーチ陣の指示と自分たちの策案の二本線をコーディネートする時間もないですし。
そこに割って入り、やっぱり立ち去るコーチ陣の姿も多々あります。
今回も、近寄っていったらベンチメンバーがすごい勢いでアドバイスをしている姿が飛び込んでいました。
この光景は邪魔してはいけない。これぞHIGASHIの闘い方。
もちろん、それはコート内でも盛んにおこなわれています。
自分たちのバレーってそういうことなんだなと衝撃的に伝わってきました。
自分たちのと書きましたが、自分たちのものにするために絶大なサポート力を感じたことがたくさんあります。
一つは水面下の保護者と応援メンバーのサポート。
いつの間にかのサプライズグッズ、応援ムービー(これは毎年レベルアップしていて、TVのCM並み)、会場、送迎。
応援スタイルは低学年(ベンチメンバー以外の応援席メンバー)が主導する子どもファーストの応援スタイル。
二つ目はOGや中学生チーム(MINT)の協力。大事な時間を切磋琢磨に提供してくれました。「相手がHIGASHIより一生懸命やらないと意味がない!」この信条のもと必死で対戦してくれました。
三つ目はライバルチームの存在です。近くのチームの皆さんも、合宿や意を決した遠征でないと会えないぶつかり稽古ができない他県のチームの皆さんの存在は大きな壁でもあり、大切なライバルです。響き合える仲間こそ成長し合える存在だなあと全員が思えました。
さて、ものすごくなりましたが、ここからさらに試合の講評っぽい内容です。
二日目初戦はライトエース不在の不運だったと思われます。きっとバランスを保ちながらの試合運びは苦しい状況とお察ししました。
HIGASHIは、サーブ(ミスも多かったかな)で崩しながら6年生中心に攻撃を組み立て準決勝に進めました。
次戦は前衛長身のブロック力の高いチーム。フルセットにもつれ込みました。
HIGASHIのセッターは、セットアップもさることながら、ブロックも丁寧に練習してきた成果を発揮できていました。
最近は、自陣も騙されてしまうような、思いがけないトスを上げることがあり、それも魅力の一つです。
ライトエースが長時間の盛り上がるラリーで大車輪空振りアタックで会場を沸かせ、15-13での勝利。決勝にコマを進めました。
決勝戦は東金町ビーバーズ。王者に挑戦。
見ごたえのあるラリー、守備の機動力、トスの多彩さ、攻撃の爆発力と巧妙さ、素晴らしい決勝戦の闘い方ができました。
ミスや残念なプレーはありますが、それは関東大会への宿題です。
きっとこの後、いつもみたいに、たくさんの振り返りが発信されるのでしょう。
関東大会の舞台で暴れるために。
冒頭の「一部の人たち」はもちろんHIGASHIのメンバーです。思い描き、手に入れようとしなくては叶わない。油断しないで積み重ねよう! HIGASHIらしく。

















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