べーべー泣いた日

　西武信金杯１日目、超強豪チームとの対戦で幕開け。さすがに点差はあきました。でも、途中のタイムで「予想よりやれてるんじゃないか？」うんうんとうなづいて力強く当たって砕けたＨＩＧＡＳＨＩ・・・

　２試合目、３試合目全員がコートに入り、それぞれの「今日の自分はここを頑張る！」を実践・・・できなかった人もいます。「やります」といってやれなかったのは「具体的な策、ｲﾒｰｼﾞがもてていなかったか、思い切ってやる気持ちが表現できなかったか、やったけど伝わらなかったのか」のどれか。自分に甘い評価をそのままにしてしまっては、次もきっと同じ結果。今日を生かすことが成長につながります。

　４試合目は、たすき掛け戦、昨日フルセットで最終セットは４点で叩きのめされたのと同じチームさん。対戦が決まった瞬間「リベンジだ」と「また同じ結果かも」の二つの心理が正直はたらいたことでしょう。収穫ありの昨日から、前に進むか後ずさりするか、気持ちはみんなまとまっていましたね。これまでにない気迫と集中力が、声になり動きになりつないだボールがじわじわとラリーを繋いで点に重なりはじめ、１対１で３セット目に突入。確かにヘタレなプレーや後ろ向きなプレーもありました、それも想定の範囲内、推進力を全力でどう取り戻して維持向上するかがこれまでできなかった大きな壁。２－７とリードされてもその推進力は初めてヘタレませんでした。じわじわと追いつき、ここ一番で思い切りよくチャレンジできたことが勝利にむすびついた大きな根拠の一つ。サーブもスパイクもつなぎも「攻めよう」、その一心がこーとにエネルギーを集中させました。終了のホイッスル直後、べーべー泣くチームメイトと保護者のみなさん、頑張った自分たちと、気持ちを共有した応援団、こんな経験はめったにないし、大切な時間、特別な一日となりました。

　さ、課題は盛りだくさん。勝てた根拠、点をとられた根拠、具体的にして、自分が、チームが、どうしたいか、そのための具体策は・・・まだまだこれから、でもたしかに特別な２日間となりました。

　その時の写真を募ったのですが、みんな興奮して泣いてたから、誰も写真とってないとのこと・・・だから写真はありませぬ。