合宿in八ヶ岳①・・・トラブル歓迎編

　５秒ルール、HIGASHIのコート内での共有ルール。失点直後、１秒は笑顔に、次の3秒は策案に、最後の１秒はエネルギーと笑顔を乗せて共有に使おう。この繰り返しが成果につながると信じて繰り返す。

　がしかし、バス代の高騰、直前の宿の変更、これには5秒ルールでは対応不可能。でももう一つの「トラブルをチャンスに変える」ルールは見事に適応され、いつものgreatなチームの顔ぶれに心躍る。集合時間のはるか前に駐車場に沸き立つ血気、熱気、元気。その表情に滲み出るしたたかなライバル心。これぞ八ヶ岳合宿。いつもの違う会場、高原の爽風があたかも大会を想起させる。この空気感はかえって新鮮。

　宿は例年の大部屋から今年は5人１室の小部屋に。５，６年生の部屋長を中心に生活の全てを子どもたちが回します。ついつい保護者がそのもたつき加減に指示を出し、それをコーチ陣が「自分たちでやらせてくださいね」とくぎを刺す場面も。ここへは「失敗」や「困惑」や「不都合」を解決しに来ているのです。でも、そんなやり取りができるのも保護者とコーチ陣との信頼関係あってこそ。