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八ヶ岳合宿③ 生活編

 ここでの合宿は2回目。昨年度の反省を大いに生かすことができた。昨年度のしおりをブラッシュアップして全員が「自分の」「チームの」目標を細かく具体的に準備してきたこと、昨年度の他のチームの上級生と下級生のかかわり方に大いに刺激を受けたこと、いくつかの準備が試される機会となった。「楽しい合宿」「実りある合宿」大きくくくるとそうなってしまい、感想を聞くと「たのしかった」「よかった」になりがち。これが最も避けたいことの一つ。もっともっと具体的に、もっともっと細かく考えて分析して、言葉にして文字にして、いつでも言動として取り出せるように。学校や、家や、公共の場で生かせてこそ意味をもつもの。

 今回大部屋で全員が自分たちだけで就寝というおそろしい冒険にでた。当初、下級生は保護者と、との意見もあったが、大部屋で!6年生を小グループのチーフに置くスタイル。そして全員が係を受けもち、場当たり的でなく準備をして果たす。もちろん、ちゃんとはできない。だからこそ来たかいがあるというもの。ちゃんと他のチームの案内ができなくて監督の落雷にあう。食事係が消極的でみんなが冷や冷やする(夏にはちょうどいい)。

 全員、自分のこともままならない(はみがきの仕上げお願いしますと他のお母さんにおねがいするあたり、さすが低学年)のに全体を見て自分の行動調整をする。失敗しても大人ではなくまず上級生のフィルターが入るシステムは大切な機会。その分上級生はしっかりしないといけない。

 日頃の体調管理、生活スタイルと解離している子も。きらいだから是が非でも食べない、やってもらうのがあたりまえだから自分ではしようと気づかない、など垣間見る機会にもなる。いろいろな場面で「自分や我が家のスタンダード」がちょっと一般的なスタンダードとは違うかなと子どもたち自身が気づく機会にもなったのでは。あ、おかあさんも?イレギュラーの塊のコーチ陣が何を言う!すんません。みんないい子たちでした。僕の少年時代の何倍も。

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