keywords 準備/勇気/不安/最後まで
6年生最後の大きな公式戦を前に苦しそうなバレーを展開しているように見える。思い描く「こんなバレー」はたぶん同じか大きくは違わない。欠けているものは何なのかもわかっているはず。次の舞台で1点をとることは、とても難しく、だからこそ価値があり、そのために費やす努力の過程はその人をつくる。誰しも身に染みてわかっているはず。スタートの空気、それを最後までやり通す意志。その実現のためには?昨日練習後、重く長めのミーティングが開かれた。成果を出すには難しいけど、方法はシンプル。
準備を具体的にしっかりやろう・・・具体的とは?小論文の先生が言ってた「例を挙げて」。どの場面で、どうする。気持ちの面、動きの面。それは細かくたくさんあるはず。以上!あとは実際の場面での発揮。
勇気がとてつもなく必要。でも、慣れてくると当たり前になってくるもの。プレーに絶対の自信なんてないし、上手くいく保証なんてない。その不安を心の奥にぐっと封じ込めて勇気をもって表現する。もちょっと先なら、本番なら、中学に行ったら、みんなでそう決めたら、応援の力を借りて、なんて甘えていては、間違いなく泥沼から這い出すことはできない。
できなかった自分を体験したいか、やりきれた(いい成果、成功や勝利とは全く別)自分を体験したいか。さあどっち?一人ずつあきらめていっても一人でも最後の最後まで表現し続ける勇気、それが今の自分を超えることへの挑戦。ラストチャンス。その勇気をもつことを自分とチームに誓おう!今日コートに入ることのできるのは、そう誓った人のみ。都大会のコートを踏むのは、その誓いを今日表現した人のみ。それができるメンバーであることは間違いないんだから。(関連記事:ちょいバレ211)