ミカサ教育大会予選2日目 逃した都大会
似た光景を見たことがある。2016.9.26のブログが当時を思い起こさせてくれます。夢の舞台を逃したフルセットの展開、ひっくり返された正念場。届かなかったあと一歩。足を必死に伸ばしたのに。手を思いっきり伸ばしたのに、気持ちを精いっぱい押し出したのに。悔し涙を人前で惜しげもなく流した姿は新チームになって初めて見た。こんな思いができるなんて本当にすごい経験だと思う。帰路の車内で続く沈黙。それでも振り返りをしようとするメンバー。沼地に落ちたにせよ懸命に探せば底地に足は届く。水面下であろうが一歩目はそこから。みんなで力を合わせて抜け出す作業。誰かがちょっとでも手を抜けば、もう一回全員でドボン。
でも、よ~く振り返ってほしい。そしてこの涙が、半分は本物で半分(もちろん率は個人差がある)は偽物であることにも気付いてほしい。だから「似た光景」。言わずもがな、この半分を見て見ぬふりしたら間違いなく、最も残念な生き方になる。「言わずもがな」なので、言わない。次の練習で片鱗を示すのが自分たちのすべきこと。
HIGASHIは、人数が比較的多いチーム。それゆえ、ちょっと人任せにしても、ちょっと手を抜いても、過ごせちゃう。でもね、それめちゃバレてます。楽しいとは?やるべきことは、大きな柱はそう多くはない。考えよう。特に高学年は熱が出るくらい考えよう、具体策。ここからの進み方はとても大変。でもね、それはとても大切なことで、それをやりにここに、HIGASHIに来ているんだと思う。