2021冬合宿 「鼓動」~オフバレー編~
- higashijvc
- 2022年1月2日
- 読了時間: 2分
錬成の場、そんな表現を時々します。合宿は、特別な場なのです。それは、大人にとっても子どもにとっても。
毎回合宿では、しおりを作成し、目標を各自が設定し、振り返る。全員が係を受け持ち、具体的な内容は自分たちで準備し、指示を待たずに自分たちで対応、進行する。責任を放棄したら全体に、相手のチームにリスクが生じる。大人は助けないことが約束。リーダー、サブリーダー、案内、会場、賞状、食事、バス、部屋、物品等。
往路のバス乗車、1分乗車を目指したが10分。事前の準備が甘いせいで寒い中仲間を待たせた。開会式の準備をしてこなかったことも背中を見せる立場としては甘い。
二日目の早朝5時から部屋で騒ぐ班。2度のクレームにコントロールできない高学年、もちろん、騒いだ低学年も大目玉をくらう。練習に不参加を指示したのち、一人を除き、残りのメンバーがこぞって謝罪に来た。こぞって? また誰かの横に身を寄せて…そんな中途半端な考え方では、到底チームのピンチを救えない。逆に考えれば、それができれば、チームのピンチを救う救世主になりうる。生活面では、普段の練習で体験しえない面が、泊りではたくさん体験できるのが、合宿のいいところ。
「表現力」、自分の考えをチームに目立つ言動でアピールし、次の1点に向かうためのパフォーマンスの力。合宿では、コート上だけでなく、人前に出て自身の想定外の想像力、予想以上の発信力で表現する機会はたくさんあります。歌から始まるチーム紹介、食事係のショートコント、案内係の周到さ。自分の殻にちょっとヒビを入れられたんじゃないかな。
私たち大人は、そう考えて安易に助け舟を出さない「さじ加減」が要求されます。遠回りをさせる勇気が必要です。きっと、この合宿のたった1泊2日ですが、ほんのちょっと大人になって帰ってきたメンバーがいるはずです。
オンバレー、オフバレー、この合宿を「成果があった」と呼べるには、言わずもがなここからの進み方、挑み方にかかっています。徹底的に振り返り、生かす工夫と実行し続けるちから。練習の「あの時」は思い出せなくても、合宿での「あの時」はきっと思い出せます。合宿での響き合い、鼓動を無駄にしてはならない!!もうすでに徹底的な振り返りを始めているメンバーはきっといます。
最後に。参加を決断してくださった各チームの皆様、両日の遠征日帰り、ここまでの経緯を含めて、お礼申し上げます。本当に本当にありがとうございました。もちろん、HIGASHIの保護者の皆様も。
さ!次!!
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