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多摩っ子夏季大会 初優勝!

 優勝おめでとう!!HIGASHIの「多摩っ子大会」への方針は、ベンチメンバー全員がスターティングラインナップから、絶対にセットを通してコートで仲間を死守するというものです。OFFでの自主練を頑張ったメンバー、都大会の敗北から自身を振り返り努力を重ねたメンバーの舞台です。この日参加のメンバーは、ただコート内に立ち続けることには何の意味もありません。窮地にこそそのちからの発揮のチャンスととらえて、チームでワクワクしよう、それを待ち構えよう、ミスを恐れず挑み続けよう! と準備をしてきました。

 この日の布陣はライトエースのケガによる欠場で、レフトエース→ライト、セッター→レフトエース、控えのセッター→セッター→、そして、隠し玉、バックセンターのカウンターレフト。もう1パターンは、試合での攻撃経験のない両ウィングとバックセンターと後衛陣。十分には程遠い練習期間。よく踏ん張りました。

 結果、優勝。毎度のことながら課題は満載です。でも、予選で負けた相手に決勝で勝ち、賜杯を手に入れたことは、大きな意味があります。冒頭の「コートで仲間を死守」は、簡単ではありません。自分のことですら・・・何をどうするとそれができるのか、表現をし続けようという意志がよく伝わってきました。いつもだったらとっくに撃沈しているバックレフトが、最大の敵相手に苦手のサーブでエースを連発し、表現力もいい。隠し玉のブーメランフック、ライトの予測不能のポテンシャル、伸びやかなトス、直接点数に現れない守備陣のファーストタッチへの意欲。どれも空気感と丁寧さがよかった!

 試合中、相手チームベンチからのプレッシャーや微妙な判定に、タッチネットの選手が手を挙げたり、自らワンタッチしましたと申告するなどフェアプレー精神はHIGASHIの「堂々と勝とう」「そこで失う1点は次へのモチベーション」「絶対に仲間が取り返してくれる」の信念。直後のブロックや粘りの1点につなげました。「そんな1点くれてやれ!仲間を信じろ!」。本心をいうと、この考え方は、相手のチームの子たちにも届いてほしいと願いました。・・・ここまで書くと嫌われそうですが、小学生バレーの本来の目的を自分たちが見失わないためにも覚悟の一筆です。

 この日は、監督、コーチ不在、ベンチに保護者コーチ。そのお父さんが試合後に言いました。「俺がベンチにいる安心感は、今日だけだ。あとは自分たちで考えろよ。」面白すぎる。



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