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8支部卒業生大会 準優勝!

 自分を信じ切れた者、仲間を信じ切れた者、最後までなりたい自分を見続けた者、ノックアウトされ続けても立ち上がろうとした者、その者たちにしか見えない光がある。外から見てもそれは実は猛烈に震えるほどに伝わることがある。つい1週間前、大切なものを見失ってしまった仲間たちは、今日ここに、光を放ったように思う。

 応援したいのは、抑えようのないそんな力を大爆発させる人たちに決まっている。1週間、本当によく考えてきた。今日だって迷いがなかったわけではない。でも、迷ったときは決めて来た「迷ったら、やりたいことに全力で!」

 予選リーグでは、普段は後衛の6年生の二人をウィングに置いた。このセッティングは初挑戦。でも直前の練習で力を上げてきたこのウィングは周囲をちゃんと黙らせた。

 決勝トーナメント初戦の相手は今まで1セットも取ったことがないチーム。今日は6年生の顔は違った。点をとられてもくすまない表情には、根拠がある。次の1点を全力でとりに行く勢い。全力で打ち込むレフトの6年生。絶対のフォローを誓ったチームメイト。振り返れば、トスの譲り合いが1回もない試合。セッターの心意気、スパイカーに託す強い意志と信頼の低めの放物線、すでにスパイカーがロングスタンスから踏み込み始めて全力で叩く。何度も食らうブロックに抗うフォロー。全てが攻め。一進一退からの1セット先取。

 2セット目は完全にリズムをもっていかれ、大差で取られた。今までならこの差の後は凹み続ける。今日はそうはさせない強い意志を全員が共有した。3セット目、再び息を吹き返す仲間。「つなぐ」、簡単に言うな!こんなにも苦労してこんなにも大変で、こんなにも自分と仲間を信じなければ成し得ない三文字。後衛三人がこの三文字を死に物狂いで形にしてくれた。途中一度は叩きのめされたけど、それが問題ではない。そこから立ち上がることができたことが君の宝。ライトの5年生も意志に引っ張られ攻撃、ブロックに冴えを見せた。初勝利!

 決勝戦は惜敗だったが、勝ち負けよりも内容が素晴らしい。こんなにもひきつけられるバレーの試合をみたことがあるだろうか。きっとこの6年生たちは、挑み続ける勝負の場面で、この日のことを生かしてくれる。こんな鳥肌バレーを自分たちの力でやってのけたチームメイトの闘い方を見て、後輩もなりたい自分と、なりたい自分たちを思い描いたに違いない。すっごい一日だった!

HIGASHI 2-1 武蔵ラビット   HIGASHI 0-2 藤橋

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