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dream match

 コート全面に大きく広がる輪(和)、山梨県から関東出場の貢川さん、神奈川県1.2の実力者スカイラークさん、東京は全国経験をもち、現段階の力は東京屈指のコスモスさんとHIGASHIのライバルチームのジュニアエイトさん。HIGASHIを含め5チームはHIGASHIにとってはdream matchです。

 この日、決めてきたことがあります。「空気の作り方」。もちろん技術的な内容も山ほどあり、瞬時の判断と意識と動きを6人のバランスの中で発揮する難問ではあります。でも一番はそこではなく「つぎへの一本のための空気」。新鮮で濃度が高いほどいいもの。ピンチやチャンスで圧倒的に作り出すことを試そう!でした。そうそう簡単にできるはずがないことはここまでやり切れた経験がごくわずかとなれば、やりがいがあります。

 ブロックが徐々に効いてきました。レセプションとディグ、軟打への対応は苦難の連続です。それを強烈に封じ込める苦心が表現できたのは終盤でした。スカイラークさんから奪取できた1セットはとても大きい。そこに至るセットで窮地に立たされたメンバーがいました。想定して何度も練習してきた「ここ大事」の場面でのサーブミス。終了後泣き崩れ・・・。でも試合前日に「点をとられるのも全員なら点をとるのも全員」との話をしました。全員がそこまでに立ち向かえて来たかな(腫れ物に触るような対応は本当のやさしさではない)、そこから立ち向かったかな。その想いを共有してからの巻き返しだったことは大きな意義がありました。そんな窮地は全員が経験してきたからこそ強さが生まれるはずです。窮地を成長のチャンスと考えよう、そこに居合わせること、当事者、なんてすばらしい経験!

 この日の展開は予想通りの熱戦!(August 7, 2019のブログに「熱戦」の意味を書きました)貢川さんは仲がいいがゆえに全力の闘争心。コスモスさんはなかなか牙城が崩せない、ジュニアエイトさんは以前よりかなり力が上がり、すごく拾います。一日はあっという間でした。

 6年生中心の今日の試合は、残り少ない6年生のバレーを自分たちのバレーにするための大きなチャンス。それはそのまま後輩の力になります。遠方から駆けつけてくださった皆さんに感謝です。ピンチの時こそ手のマメをつぶしながら涼しい顔して笑顔で櫓をこいできてくださるようなチームの皆さん。だから逞しくなる!ありがとうございました。またお会いしましょう!

 (英語の「match」には試合の意味のほかに、競争相手、調和、一致、縁などの意味もあるようです)

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