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ここもまた、スタート地点

このブログは、いずれ、ちょいバレに移行するような気がします。

それだけ、意味が深く濃いもの。だからちょっと時間をかけます。

この日の過ごし方は、これまでのHIGASHI の挑戦の「今」の全て。

これまでの決意、前日の約束、それを全員が通しきれるか否か。

高々11.2歳のふわふわで、ぐずぐずで、そんな心のもち主たちが、その神髄を作り上げながら、磨き上げながら、時に壊されながら、小さな背中にランドセルの代わりに全部背負ってこのコートに立ちました。

勝利至上主義ではないというと、負けた時の言い訳を用意しているように聞こえます。

その解釈を全力で否定してくれたのが、この日の小さな挑戦者たちでした。

前日話したこと。試合終了後、偽りなく、やろうとすべきことを全て考え続け、表現し続けることができたかを全員に聞く。

その答えが笑顔であってほしい。厳しくもそう伝えました。

試合は、激闘。自分と闘い相手と闘い、チームで一つの方向を向いて挑みました。

キャプテンは、毎回ネットを背にして仲間に鼓舞と指示を出す。セッターとライトは緻密なブロックで

エースのアタックをはじき返しまくる、振り向きも速い。バックは走り、フェイントに食らいつき、ブロックフォローは全員でこれまでの試合で最も多くのフォローをつないだ。つなぎまくったというべき。

レフトエースは渾心(本来は渾身と書きます)のアタック。

生きたボールは必死に逃げ惑うチキンのよう。そんなイレギュラーの連続に対応する術は唯一つ。

想定した一生懸命の練習の積み重ねのみ。ただし、発揮するにはそれとは別の大きな意志が必要です。

今日は、控えのゾーンからも、応援席からも、ベンチからも直接心臓に届いていました。

その鼓動が選手を動かす。

全員に問いました。試合終了の後。これまでで一番たくさんの涙を堂々と流しながら、「楽しめました!」

「やろうと誓ったことが最後までできました!」

それはコート内外みんな同じでした。それゆえ切符を逃したことが、次の成長、生き方への大きな力になると確認します。

こんなに輝かしく、忘れえぬ重量感に満ちた感覚と確信を手に入れたHIGASHI のメンバー。

ここからもまた、スタートを切ろう!!

君たちは、どんな悔しい敗戦の直後も立ち直り、さらに上の、周りを黙らせ、鳥肌を立たせるレベルのパフォーマンスを発揮する力があることを証明して見せました。

この力を無駄にするのはもったいないし、生かしてこそHIGASHI の伝統。伝統は「心の磨き方!」。

6年生は、ここからが正念場のチームがここHIGASHI 。厳しくなるぞ、でもワクワクして待ち構える君たちがチームの誇り。

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