合宿in八ヶ岳④・・・泣く編
Tシャツの襟元は色々な物語を知っています。器具庫の前で、他のチームの子が敗戦の悔しさにうずくまっていました。襟元が汗の上から吸い取ったものは・・・。
HIGASHIのキャプテンが泣いた。ディグを上げたかった。自分が対峙して勝負したかった。チームが策を講じるにあたって同じ景色を見ていなかったこと、メンバー各自が自分のことでいっぱいになってしまい、チームで点を取りに行く意識が弱かったり差が大きかったこと。でも、きっとそこから考えたはずです。
コートで泣くには理由があります。当たり前ですが。でもね、ちょっと厳しい目線だけど、泣くにも資格が必要だと私は思います。準備をしてきたか、全力で発揮したか。そして、それらが独りよがりでないか。次回ぶつかり合う時は・・・泣くなら一緒に、怒るなら一緒に、同じ景色を目指してきたなら同じ悔しさを味わえるはず。そう心に誓わせてくれたのは、やはり、この八ヶ岳に集う仲間たちでした。SUMMER SALT杯にピッタリのしょっぱい涙。
ちなみに、初日の会場到着直後は、初参加の1,2年生は、意思の伝達方法があいまいであったり甘えであったり、指摘されては半べそ…。こんなことで泣いていてはいけません。ちょっとたくましくなるきっかけ。
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