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支部卒業生大会 準優勝! その原動力

 「今日一番、記憶に残っている場面は・・・」キャプテンが声を詰まらせ、上着の襟で瞼を何度もぬぐいながら仲間とサポーターに離しました。

 「試合終了の瞬間、ベンチのメンバーが泣いているところです。」ベンチのメンバーに駆け寄ると、それが自分がコートに立てなかった悔し涙であることを彼女は知りました。自分がいつもコートに立っている陰で、こんなにも頑張ってきたメンバーの想いの上にいたことを今日は、深く心の幹に刻み込んだ時間でした。悔し涙のメンバー達もまた、袖涙でこう言いました。「残りの時間は少ないけど、チームのために自分ができることを一生懸命チャレンジしたい!」

 メンバーが、人が、ちからを得るとしたら・・・こういう道程何だろうと思います。お互いが、6年生全員が、考え方のステージがこの1年間で、うねりながらも高い係数の二次曲線で上向いてきたことを肌で感じられた一日!

 HIGASHIの6年生の特徴は、3月31日まで全力のチャレンジをすることにあります。そう心底思えるようになっている6年生は、ここに来ての大会においては、自分たちで挑む姿、自分たちのバレーをやろきろうとする姿に、コーチ陣は手のつけようはありません。

 対戦相手初戦は、新鋭NICKさん。21-4。好スタートです。

 2戦目は、大熱戦の末、都大会の切符を逃したスーパーエースを要するミッキーズさん。前回はフルセットでしたが、HIGASHIのちからを発揮でき、21-7。

 決勝トーナメントは、武蔵ラビットさん。関東大会準優勝のチームです。攻撃のパンチ力、ブロックの堅さはさすがです。攻守ともに安定感は未完成ながら、振れ幅の大きさがHIGASHIの持ち味、魅せつける要素だとも言えます。経験1年半の大砲が推定飛距離20mの大ホームランを打つかと思えば、大舞台を苦手とするサーバーが見事なサーブで攻め切る。メンバーチェンジが信頼感を伝える両者の笑顔で行われる。まゆ毛の下がり具合からは想像できないほど考えて上げるジャンプトス、今までにないセカンドボールの追い込み。

 最大のピンチはフルセット11-14絶体絶命とはこのこと。ここでHIGASHIの「これまで」が炸裂します。根拠と運、手繰り寄せたのはHIGASHIでした。サーブは泣き虫土過去最高のキャプテン。全部攻め切った。レフトエースが4本連続叩き込んだ。16-14で逆転劇を最大の挑み方で奪取しました。

 決勝の舞台は、春高のような呼名からのエントリー。慣れている藤橋さんに比べ、ドギマギ。でもチームエネルギーは負けていません。

 前半は大量リードの好発進。激戦の猛攻。これほどまでに高速のトスワーク、堅実な攻守の藤橋さんはみたことがありません。対するHIGASHIは、やってきたことを全部出しきれています。故のボールの緩急が著しい長時間ラリーは、何度も何度も波打ちました。その間に両サイドの全ての試合が終了し、コート撤収も終わり、気が付けば、会場全ての人がメインコートの周りに。間違いなく、釘付けにしていたと思います。流石は藤橋さん。0-2の決着。

 点差、それは問題ではありません。勝敗も放っておいていい。相手の監督さんが、駆け寄り、会場に向かって叫びました「見たか!これが決勝戦だ!」。

 慰労会?打ち上げ?の最後にキャプテンがコーチに「質問があります。」と・・・「今日の試合、私たちは、自分たちのバレーができたと思いますか?」と。コーチは大声でこう「できてました!」と。

 慰労会の解散直前、他のチームの保護者の方からチームへのメール。「すごくいい試合を見せていただきました。1球に込める想い、みんなで繋ぐ姿、チームで笑顔!感動して泣いてしまいました。」うれしいですね。試合中、試合後も、他チームの方々、監督さんからも嬉しい評価をいただけました。ライバルで成長する、いいですね。

 次のチャレンジは始まっています! さあ! 行こう! 

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