稲城市近隣地区卒業生記念大会 優勝!
この日も強豪ひしめき合う好チームによる熱戦。決勝トーナメントは負ければ即帰宅。頼む、任せた!危なげな不安はなんだかおもしろいとすら思える心もち。夕方のミーティング用にセットした米(カレー用)の炊き上がりは5時にセットしました。それ以前には帰れません。
到達点はここではありませんし、そのためにやり通したいことは大きくは4つありました。遅れないブロックからの勇気ある守備、攻略に向けたトスワークとスパイカー3人の動きのある連携、崩れた状況からの最後はスパイカーにつなぐ流れのあるつなぎ、そして、高いモチベーションをもち続け、チームをまえに推し進める全員バレーです。もちろん、昨日の宿題の答えは、自分たちで出すように伝えていましたから、コーチ陣からはその指示は出しません。コートで出す答えは自らでなければ意味がない。
予選は優位に展開を進め、決勝トーナメントへ。どのチームも都大会では上位に勝ち進んだチームです。
レセプションは単なる守備ではなく最初の攻撃、そのイメージをもてていました。ただし、ほころぶ。いいんです、しなやかにセッターがクレバーに、必死の他のメンバーが、ハイセットで攻撃陣につなぐ。3本目を意図をもって打って返す。この日の攻撃陣は、昨日からの「ほんのちょっと」を仕上げてきていました。もちろん全力チップも多々ありますよ。それも持ち味。今までにない迫力。優勝に絡むチームとしては異色とも言えます。
さて、最後の「全員バレー」の部分。ベンチから背中を押すことの多いメンバーが力を発揮します。前出の「ほころぶ」、普段なら涙をこらえてベンチに下がるところ。この日はそこを解決してきた者同士が交代し、サーブと守備で勇気と力のある攻めの姿勢を通します。一瞬前を変えましたね。
ピンチはチャンス、そんなワクワク感がこの先ももてるこのチームの色は、昨日よりほんのちょっと濃さと彩を増しました。優勝って響き、いいね! 滅多にお目にかかれない。
さあ、次は女子チーム最大のチャレンジとなります。HIGASHism、自分たちのバレー、おもしろサーブ、全力チップ、豪華絢爛のバレーSHOWを楽しもう!! 浮かれてはならぬ、さらなる「あとほんのちょっと」を追求して!
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