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2023八ヶ岳合宿⑥総括編

 総括などと銘打つほど偉そうなものではありません。適当な言葉が思いつかなかったのが本音です。例年とは逆の設定期間までのロードマップでした。これもいいなと思います。結局のところ、大事なのは、チームと人、これに尽きます。

 毎年、HIGASHIのカラーは、伝統を受け継いでいながら、とても唯一無二色といえます。その根拠が身体的なものであったり、精神的なものであったり、バランス的なものであったりします。それ故面白いし、難しい。でも、難しい問題ほど、解けた時の達成感は大きいものです。

 「みんながキャプテン!」 口先の詐欺まがいの言葉をみんなでそう吠えました。そう吠えないと逃げ道がないからです。しかし、その本当の意味を感じ始め、考え初め、動き始めたところから、本物にしなければ楽しくないことに気付いたのもこの夏でした。全員がゲームキャプテンとしての準備を重ね、この合宿をチャンスに、キャプテンの機会を待ち望む。そんな空気が瞳に現れる子が出てきました。もう詐欺なんて言わせない! そんな意志を感じる眼差し、表現。全員がそれを辻風の如く、あるいは花火大会のフィナーレの如くに発信し続けたなら、きっと合宿は半分成功です。もちろん、そのだるまの眼を入れるのは、今ではなく後々のこと。

 今回このテーマ「全員がキャプテン」を常に念頭に置きました。あるセットの直後、「今のセット、誰がゲームキャプテンだれだったかわかる?」とキャプテン当てをしました。面白いことに、全員が全員違うメンバーを指さしました。これには二つの受け取り方ができます。一つは、誰かわからないほど全員が引っ張った。もう一つは誰も該当者がいないから、強いて言えばこの人という選択。次第に前者に傾いて行った感に、気持ちが高揚させられたのは確かです。

 今のHIGASHIは、変容力とでも言いましょうか、が高まってきています。だからこそ、競ったら勝利にもって行けるという自信につながっているきがします。まだ発展途上ですが。

 そして、「粘り」。ないものねだりではなく、あるものの最大に効果的な発揮。コート中の会議室での即行の判断。相手チームの何倍も考え、何倍も考える選択肢をもち、何倍も速く考えて検討して動きに移す。そこからたったの1%の得点への可能性の向上に、全神経と体を使いたいと思っていることが、表現され始めました。

 切磋琢磨をさぼらない。大切な仲間は大切なライバルでもあります。ここからが自分たちのバレーを本物にしていく作業です。振り返りを丁寧に行って、生かさねば!!レッドカードです。

 八ヶ岳合宿、最高です!!



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